16時間断食(ファスティング)を選んだ理由

僕が数あるダイエットの中でも16時間断食をチョイスした訳。一言で言うと考える事が少ないから！なんですが、一応色々と調べて、自分なりに検証してからスタートしましたので、その辺りを書いていきたいと思います。

そもそも16時間断食(ファスティング)とは

『「空腹」こそ最強のクスリ』という本でちょっとしたブームになった感じなんですかね。僕は読んでないので成り立ちは詳しく知らないですが、要するに１日のうちカロリーを摂る時間を８時間としましょう、というダイエット法です。

あえて空腹の時間を設けることで、体にとって様々な良い影響がありますよ！と云われております。詳しくは先程の書籍や、ネットでも色々情報がありますので調べてみてください。

これに限った話ではないですが、ダイエット法の情報は話半分で見ましょう。過去様々なダイエット法が廃れていったように、「誰かにとっては効果がある」や、「それが有効なタイミングもある」という可能性を多分に含むと言って良いと思います。

自分の体験から確実に言えるのは、「流行りに乗っかって何となくやると失敗する」です（笑）

「ダイエット開始前」に書いた太った理由の１つですが、やはり深夜の夜食・間食が一番根の深い問題だろうという自覚があったので、まずはそれを禁止するのに都合の良いルールを考えていたところ、16時間断食を知りました。

なので、16時間断食することによって起こると云われる副次的な効果については二の次で、まずは夜食の禁止。また日中の間に四六時中食べている訳にもいきませんから、自然と総摂取カロリーも減るだろうと言う感じです。

個人的には食事制限は感情でやっても失敗しやすいと思います。自動的に摂取カロリーが少なくなってしまうような「仕組み」で解決した方が気持ちも楽なので続きます。

体重が重すぎるので、ガッツリ運動出来ません。ヒザと腰が心配です。

少なくとも90kgくらいまでは減らさないと危険を伴いますし、当たり前ですが運動ってお腹が減るんですよ。運動したから食べても大丈夫みたいな思考回路になりやすいですし、食事制限と同時に開始するのはやめました。

ひたすら自転車をこぐってのも２ヶ月ほどやりましたが、まぁ体重は減るには減るんですけどね。雨が降ったり腰を痛めたりで中断。

そもそも１日の消費カロリーの割合って、60%程度が基礎代謝なんですよね。厚労省のサイトでもこのように云われております。

総エネルギー消費量（24時間相当）は、大きく基礎代謝量（約60%）・食事誘発性熱産生（約10%）・身体活動量（約30%）の3つで構成されています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-003.html

この「身体活動量」というのは「非運動性身体活動」のことなので、トレーニングではありません。つまり、運動抜きにするなら摂取カロリーを「何も運動しない日」の消費量以下で調整する必要があります。

この基礎代謝というやつは体格に依存しますから、絶対量で言えばおデブさんは１日の消費エネルギー量は多いんです。つまり、下手に運動して普段よりいっぱい食べちゃった！なんてリスクを負うより、普通に健康的な量・時間で食事していれば勝手に痩せるはずです。

基礎代謝って何で構成されてるの？やっぱり筋肉ですか？って話になるんですが、基礎代謝のうちざっくり２割が肝臓、２割が心臓と腎臓、２割が脳で、筋肉の割合は２割程度と云われております。昔は筋肉が大半だと思われていたようですが、内蔵だけで４割ですね。

この割合を見てどうですか？４割の内蔵と２割の筋肉、どっちを改善します？ってなったら内蔵ですよね。もちろん筋肉が減って良い訳はないんですが、常に脂肪というウェイト（僕の場合は中学生一人分くらい！）を背負って生活している訳ですから、しばらくは大丈夫でしょう。と判断しました。

僕の場合は100kg超なのでもちろんですが、食べすぎなんですよ！少なからず、ダイエットしようと思うほど太ってしまった人に関しては、食べすぎなんです！（大事なことなので２回言いました）

自分の感覚では若い頃に比べて食べる量はずっと減ってます。年齢的なものもあるでしょうが、100kg超えるほど食べた自覚はないんですよ。でも認めましょう。食べすぎ、そして内蔵にめっちゃ負担がかかってる事を認めましょう。

空腹の時間を作ると内臓が休めるらしいので、試してみる価値はあると考えました。

そんな訳で、まずは内蔵に元気になってもらうという方針になり、食べすぎ防止＆何やら内蔵にも良いらしいという16時間断食(ファスティング)を取り入れることにしました。

以前３日間断食したことがあるんですが、空腹感については平気でした。予定された空腹は平気です。不意に訪れた空腹は我慢出来ませんが。