これまで色々とやってはみたものの、続かない、効果ないという事でズルズル体重が増えてしまった。
今回で人生最後のダイエットとするべく、キチンと作戦を考えることにする。
まずは肥満の仕組みを知る
余ったカロリーが脂肪になるんでしょ!という漠然とした事ではなく、何をどう食べれば体内でどう作用するか、1日に消費するエネルギーとその内訳はどうなっているか。
この辺りの自分なりに理解した事はまた別に書くとして、ここをキチンと把握しておかないと間違ったダイエットを進めてしまい、その先にはリバウンドが待っている。
超ざっくり書くと、正しいダイエットにおいて裏技や特効アイテムはなく「健康であれ」という一言に尽きるのだが、それが出来ればこんなに太ってないので、当面必要となるのは「健康な生活」を継続可能にするためのルール設定である。
方針1.体力と根性で勝負しない
継続が難しいものについてはやらない。もっというと、精神的に強度の我慢を強いるもの、または毎食のカロリー計算などの面倒なものはやらない。というわけで、最もシンプルな方法として「16時間ファスティング(断食)」をすることにした。
16時間も断食すると聞くと大変そうだが、8時間睡眠を取るなら1日の始めと終わりの4時間は食事しない事で達成できる。晩ごはんは妻が作ってくれる+育ち盛りの子供がいるので変更不可。その代わり19時半~20時あたりの決まった時間に食事を取れるので、昼の12時半~夜20時半で設定した。
妻は料理が嫌いなので、やってくれてるだけで大助かり。これ以上何か注文をつけると作ってくれなくなりそうですが、ご飯にもち麦を1割(スプーン1杯)混ぜてくれるようお願いしてます。休みの日に自分でご飯を作るときはもち麦に加えて16穀米を追加します。これは血糖値の急上昇を抑える為です。
運動もほとんどしない。これは体重が重すぎて普通に危険だから。膝がぶっ壊れるよ!
方針2.体重が減ったときだけ記録する。
毎日体重は量るが、減ったときしか記録しない。
ダイエットで停滞期を経験した人にはお分かりだろうが、減っていない体重を毎日記録するのは割と精神にくるものがある。毎日「今日もダメな自分」を記録し続けるのが嫌になってくる。
だから体重が減ったときだけ記録することにした。不思議なもので、多少増えたり停滞した時期があっても数日経てば忘れてしまうので、後で見返すと超順調に進んでるように見える。これ結構大事。
また、体重が増えたり停滞した日が続いたときこそ、最初の「肥満の仕組みを知る」が重要になってくる。体重が増えた原因が思い当たらなければ静観してれば勝手に減るし、思い当たるなら修正すれば良い。
方針3.月に3kg以上減らさない
急激なダイエットは体調にも悪いし、リバウンドのリスクもあり、何より痩せたあと皮膚が余ったりする。
これはどうやら人によるみたいで、中には短期間で痩せても皮膚が余らない人もいるらしい。僕の場合は過去に1ヶ月で10kg痩せておじいちゃんみたいな体になったことがあり、戻すのに半年かかった。
若かったから何とかなったが、つまりは皮が余ってしまう体質であるということである。もう中年ど真ん中なので二度と戻らない可能性もある。せっかくならキレイに痩せたいので、焦らずスローペースで。15年もかけて太ったものを短期間でどうにかしようというのは無理な話だ。
ちなみに、テレビの番組でダイエット後の皮余りを勲章のように言う番組があるが、大体がドカ食いする生活から、いきなり極端な食事制限と運動してて非常に危ないと思う。やり切った本人の努力と根性は素晴らしいけど、マネすべきではないと考える。
半年間はこの3つだけを守る
というわけで、少なくとも半年間はこの3つだけ。
半年経ったら体重の変化と体調を考慮して少し軌道修正する予定である。
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